人と動物が共に幸せに暮らせる社会を目指して

 犬を飼うには

犬を飼うにはお金がかかります。犬の登録費用、狂犬病予防注射費用、混合ワクチン費用、避妊・去勢手術費用、
フィラリア予防薬費用、ダニ・ノミ駆除薬費用、他です。
生涯1度の登録や年1回の狂犬病予防注射を受けないと20万円以下の罰金が科せられます。

 犬を飼う心得

・飼い主に不測の事態(病気やけがなど)が発生した時、また、飼い主が高齢で世話が出来なくなった時などに
 新しい飼い主になってもらえる信頼できる人が身近にいますか。
・賃貸の場合、住んでいる家は、ペットを飼育しても良い条件付きですか。また、周囲の住宅環境はどうですか。
・犬は集団で生活する習性を持っています。庭の隅で一匹でいる事によりストレスがかかります。いつでも様子が分かるよ
 うに家族のみなさんから見える所に小屋を置き、常に言葉をかけるように努力してください。
・飼い主が、その犬のリーダーになります。リーダーになるためには正しい方法でのしつけが必要です。
・犬の考える能力は、人間の2〜3児歳にあたります、褒めながら育ててください。いけない事をしたときは無視す
 るか、その場で低い声で叱るようにしましょう。
・叩く事は犬にとって決して良くありませんので、絶対にしないでください!
・毎日散歩が出来ますか?犬は散歩が大好きです。1日2回、30分〜1時間位ずつ必ず散歩するようにして下さい。
(また飼い主のマナーとしてフンは必ず持ち帰りましょう。)
登録の鑑札や迷子札を付ける、首輪の裏側に自宅の電話番号等を記入しておいてください。
万が一、迷子になった時、保護されても自宅に戻ってくることが出来ます。

 犬の健康管理スケジュール

・犬が健康で快適な生活を送るため健康管理とケアが大切です。生後1年間は、ワクチン接種や検診が続きます。
・下記に犬の健康管理スケジュールの一つの目安を掲載しますが、かかりつけの獣医師さんを見つけて、相談しな
 がら健康管理を行ってゆくのが良いと思います。
誕生


3週目     ◆初めての健康診断

4週目     ◆検便と寄生虫駆除

2ヶ月目    ◆第1回 混合ワクチン接種

3ヶ月目    ◆役所への登録・狂犬病予防注射
        (犬の登録と狂犬病予防注射は生後90日以降の犬に義務付けられています。
        配布される鑑札は、必ず犬の首輪などに付けてください。
        登録犬には年1回、狂犬病予防注射時期に通知が送られてきます。)
        ◆第2回 混合ワクチン接種
5〜7ヶ月目   ◆避妊手術 (メスは、最初の発情期がくるので要注意。)

6ヶ月目    ◆去勢手術 (メスの発情に誘発されて、オスは発情する。)

1年目から   ◆健康診断、狂犬病予防注射、混合ワクチン接種は、毎年1回。

7〜8年目以降  ◆年2回の健康診断

その他・備考  ※季節ごとに検便検査
        ※通年、ノミ・マダニの予防対策 (特に4月〜10月は要注意)
        ※4月〜12月の蚊の発生する時期には、フィラリア予防対策
        (詳しくは獣医さんと相談してください。)
Copyright (C) 愛護四季の会. All Rights Reserved.

design テンプレート